お金の管理を妻に任せてみた結果
以前書いた記事で、お金の管理は旦那である私がやっていると書いたが、最近妻に任せることにした。
まあ私がやっていて上手くいかなかったから、と言うわけではないが、もともと食費などの管理は妻に投げていたので、いっそ貯金とかも全て妻に管理してもらうことにしたのだ。
私が管理していたころは、私の考えている貯金ペースに妻がややしんどそうにしていることがたまにあった。
私なりにそんな妻を見て、家計を少し緩めてみたり、彼女のお小遣いを増やしてみたりしたのだが、いかんせん、管理しているのは私。
夫婦のお金に関して不透明な部分もあっただろうし(他の記事で透明化が大事とか言っていたくせにこの体たらく)窮屈な時は多々あったと思われる。
それでもしっかり付いてきてくれた妻に私は感謝している。
それで、まあ妻に全部任せることにした。
信頼しているし、妻が前より伸び伸び生活出来れば良いと思っていた。
管理をお願いするようになってしばらく。
意外なことに妻のお金の使い方は私が理想とした通りだった。
というか、私と考え方がほとんど変わらなかった。
正直私は結構ケチで、彼女的にはお金を使えないことに不満があったと思っていた。
だけど、妻が管理してからもお金を使うペースは私が管理していた頃と相違なかった。
そして、私が管理していた頃はそれなりの衝突はあったはずなのに、妻が管理するようになった途端、それは大きく減った。
お金の総額、貯金のペース、将来に使う金額、それらを自分で管理することで、お金を使わないことに前よりも苦痛がなくなったのだと思う。
妻的にも貯金の大切さは僕が管理していた頃から充分理解していたが、やはり他人がやっているのと自分がやっているのとでは感覚が違う。
なんでもそうだが、夫婦お互いの役割はその大切さをお互いに理解していても、実際にやってみないことにはその大変さも大切さも身体には染み渡らない。
僕は毎日妻が僕より早く起きてご飯を作ってくれているその大変さを、理解しているつもりできっと理解ができていない。
妻が妊娠で大変な中、外出もできずに家で閉じこもってる辛さを理解しているつもりで、理解できていない。
男性は妊娠の大変さだけはどうしても、同じ身を持って知ることはできない。
だから今以上に知る努力を欠かさないことが私にできる最善だと思った。
子供が生まれたら子育ての大変さ。
それをより深く妻の立場に立って知るためにも、より積極的に自分から動こうと心に決めた。