家事をめんどくさく感じないコツ
男性諸君よ、家事は好きか?
好きと言う人もいるだろうし、嫌いと言う人もいるだろう。
しかし多分一番多いのは好きでも嫌いでもなく、面倒くさいだ。
「ご飯食べ終えたら食器下げて」
「ゲームなんかしてないで、掃除して」
後でやるよ!!と返す男性諸君も多くなかろうか?
わかる。面倒なのだ。
食器下げるのなんて大した労力ではない。直ぐに終わる。
でも、面倒なのだ。なぜか。
それはやってもやらなくてもいい作業だと認識しているからだ。
家事は苦手だが、仕事は精力的にやると言う人は少なくない。
もちろん中には仕事も嫌いで、面倒だと言う人もいるだろうが。
仕事のタスクを放っておくと問題に発展するが、食器は今すぐ下げなくても死にはしない。
だから後回しでいい。そう考える。
それをいちいち「今やれ」と言われると、殊更に面倒くささが増す。
そう思っていないだろうか。
いや、そうだと思う。そのとおりだと思う。面倒くさく感じる原因はそこにある。
多分、食器を下げる程度のこと、「自分のタイミングではじめて」いれば微塵も面倒だと感じないはずなのだ。
僕は共働きだったときは、仕事が速く終わった後などは自ら買出しへ行き、今日は僕がご飯を作ってやろうと思いながら食材を選んでいることがあった。
そのときはめんどくさいとは全く縁の無い感情だったのは間違いない。
逆に妻からの提案で、「ちょっとアレ買ってきて」と言われると、面倒に感じることがある。
自分が今していることを切り上げて、ほかのタスクが入ってくることに恐らく嫌悪感を感じるのだろう。
そうなってくると、家事をめんどくさがらず楽しく行っていくためのコツは、「人に言われる前に自ら行う」。これに尽きる。
例えば簡単な食器洗いや食器を下げる行為などは、「自分がやらなければ食器は一生きれいにならないし、洗い場へ行くこともない」と認識し、常に食べ終わった後の自分のルーティンに加えればよい。
食事をする、と言う行為に、食器を片付ける行為も付属するのだ。
食事をする、と食器を片付ける、を分けて考えるから後回しにしたくなる。
男性側がそういう風に動く意識を固めたなら、次は女性のほうだ。
できるだけ、指図しないで応援してあげて欲しい。
男性は女性よりもメンタルが弱い生物だと、これまでの人生を生きてきて私は強く感じた。
おだてておけば良く働く。
男性をうまく転がすなら、確実におだてておいたほうがいい。
あるいは癪かもしれないが、きっとその方が回りまわって女性の得になることが多いと私は思うのだ。