夫婦円満の秘訣~夫婦それぞれの役割~
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夫婦円満の秘訣とはなんだろうか。
よく言われることかもしれないが、私は一言で言うならそれは「尊敬の有無」だと考える。
今日はこんなことがあった。
妻「あなたが洗った食器、ぜんぜん綺麗になっていないんだけど」
やってしまった。
家事ができていなくて怒られる。
世の男性諸君で経験のある人は多いのではないだろうか。
その時の妻に対して、どういった対応をするか。
素直に謝るか、反抗するか。
「せっかく手伝ったのに!」
「じゃあ、もうやらない」
主夫ならともかく、仕事をしている男性でこういう思考になる方は一定数いると思う。
確かに気持ちはわかる。
手伝った家事に感謝されるでもなく、怒られたら「手伝っただけ損だ」、「やらないほうがマシ」、そう思うのもわからなくもない。(というか、私もそう思うときはある)
しかし、(今回は夫が仕事をしているテイで進める。男女立場が逆でも同じだと思うので悪しからず)
たとえば上司のあなたが部下に仕事を任せて、まるで出来ていなかったらどうするか?
感謝だけして、一切怒らないだろうか?
怒らなくとも、指摘やアドバイスを送る人のが大半だろう。
仮に叱責したとして、そこまで責められる態度ではない。
もちろん、やったことを褒めて、その後丁寧にアドバイスや指摘をし、怒りをオモテに出さないのが或いは最善かもしれないが、
「誰でも出来る簡単な作業」で、「ミスが繰り返しある」のであればその限りではない人が多いのではないだろうか。
家事は仕事じゃないだろう!という人もいるかもしれない。
仕事ではないかもしれないが、必要な作業だ。
洗濯がされていなければ、出勤するための服を失うし、
皿を洗わなければ、ご飯を乗せる器がない。
自分の分を自分ですべて行っているのであれば、その限りではないが……。
もしあなたが仕事に行っていて、妻が専業主婦ないし、共働きだとしても扶養の範囲内で働いていて、家事の管理を妻に任せているのであれば、家事に関しては妻のほうがよく理解している。
当然だ。夫は残業を考慮しなければ、平均して8時間外に働きに行っており、その間も妻は家にいる。家のことを夫より知っていて当然なのだ。
であるならば、家においては妻が管理者。
家事に関する指示をあなたに出したなら、それが出来ていなかったら指摘するのも自然な流れだ。
仕事(家事)を円滑に回すためにも、過ちに対する指摘は必須である。
ただ、決して家で妻が偉いといっているわけではない。
より理解している人間が、理解していない人間に指摘するのは当然の流れだということだ。
もちろん、家事もしないで家でグータラし、仕事で帰ってきた旦那が行う家事に文句ばかりつける妻だとしたら論外である。
あくまで家事をしっかり行っている妻の場合に限った話だ。
だから逆に言えば、妻は旦那に家事をやらせるならば、まず最初にしっかりと教えるべきだ。
何も教えていないのに、家事をやらせて「それは私のやり方と違う!」と言うのも、また誤りだ。
家の中のことは自分が指摘する側であり、管理する側であると認識しているのであれば、教える義務もまたあると私は思う。これは仕事でも同じだ。
だから旦那は家事に関して妻のほうが優れていると素直に認めるべきだし、尊敬をするべきだろう。
より家の中のことを円滑にまわすために不可欠なものだというのであれば、妻の指摘にも納得できるかもしれない。
ただ仕事でもパワハラという言葉あるように、家庭内ではモラハラという言葉がある。
言葉の使い方、伝え方を間違えると、それは相手をただ傷つけるだけなので注意したい。
部下の仕事のモチベーションを高めるのが上司の仕事なら、旦那の家事に対するモチベーションを高めるのは妻の役目だ。
良い妻の旦那ほど、家事をするだろう。
一方で、では家にいない8時間、旦那は遊んでいるかといえばそうではない。
自分だけでなく、妻、子供がいれば子供が生きていくために必要なお金を稼いでいる。
旦那が妻の家事に対して尊敬するのと同じように、妻もまた、旦那が働いていることに対する尊敬が欠かせないと私は思う。
お互いがお互いを尊敬しあう関係こそ、円満な夫婦の秘訣だと私は考える。